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No.001

入力データを取り消すときの「ESC」キーを押すのと同じマクロは 《キー送信・メニューコマンドの実行》

2003/2007/2010/2013/2016

入力データを取り消す動作、「ESC」キーを押したときと同じ動作のマクロを作成するには、というお問い合わせをいただいたことがあります。
つまり入力内容が元に戻ればいいので、次の2つの方法があります。

<「ESC」キー>

キーを押す動作を実装するマクロ、[キー送信]アクションを使用し、次のように設定します。
マクロ[キー送信]は、[マクロ ツール]-[デザイン]タブ-[表示/非表示]グループの[すべてのアクションを表示]ボタンをオンにしてから探してください。

  アクション: [キー送信]
  引数:
      [キー操作] …{ESC}
      [待機] …指定なし

今回は、「ESC」キーを押す動作ということで、引数[キー操作]には「{ESC}」と指定します。

[キー送信]アクションのコマンド名は、SendKeysです。VBAのSendKeysステートメントと同じ指定を行います。
SendKeysステートメントでの指定については、Excel VBAのヘルプ「InputBox のテキスト ボックス入力時に日本語入力をオンにする」の<ヘルプmemo>をご参照ください。

<元に戻す>

Accessの組み込みのコマンドを実行させることができるアクション[メニューコマンドの実行]を使用します。

   アクション: [メニューコマンドの実行]
   引数:
      [コマンド] …レコードを元に戻す

引数[コマンド]では、一覧より[レコードを元に戻す]を選択します。
選択する以外の指定はできません。

Access2007以前のバージョンでは、アクションは[コマンドの実行]、引数は[元に戻す]を指定します。

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