No.050
フォントや行高など新規ブックの既定を変更するには(テンプレート)
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ブックを新規作成すると、Sheet は1枚、フォントは 游ゴシック 11ポイント など、いつも決まったパターンで開きます。
しかし作業では、違うフォントを使用したり、行高や列幅を変更したり、シートを追加したりすることが多い場合、よく使用する その状態でブックが開いてくれるととても便利です。
既定にしたい内容が、フォント、フォント サイズ、シートのビュー(表示モード)、シートの枚数のみであれば オプション設定のみでできる、ヘルプ「新規ブックのシート数、フォント、フォントサイズの既定を変更するには」をご参照ください。
利用するのは、テンプレート ファイル、ひな形です。
ブックを編集し、テンプレートで保存(拡張子 .xltx)して閉じ、保存したテンプレートを開くと、保存した状態そのままのブックが 新規ブックとして開きます。
新規ブックで開きますので、上書きすることなく扱えます。
テンプレート ファイルを作るだけでも、効率よい操作ができますが、通常の新規作成でテンプレートが開くようにしたいと思います。
作業は、次の3つ もしくは 4つの工程で行っていきます。
- ブックを編集
- テンプレートとして保存
- XLSTARTフォルダーに移動
- スタート画面 非表示設定(設定していない場合のみ)
では、1つずつ説明していきます。
<1. ブックを編集>
新規ブックがこうあればよいな、という設定を行います。
シートの枚数から行高列幅、入力しても画像を入れても OKです。
例えば、フォントなどは全セルもしくは十分な範囲を選択して設定しましょう。
新規ブックがこうあればいいな が複数ある場合、シートにそれぞれを作成すればいいですね。
<2. テンプレートとして保存>
編集が完了したら、「F12」を押して [名前を付けて保存]ダイアログ ボックス を表示します。
[名前を付けて保存]ダイアログ ボックス の [ファイルの種類] を [Excel テンプレート (*.xltx)] にします。
拡張子の前は「Book」とし、「Book.xltx」という名前にして保存します。
保存場所は既定の場所でなくても構いません。
後でファイルを移動するため、保存場所を 必ず確認しておいてください。
そもそも テンプレート ファイルは、名前を「abc.xltx」としてどこかに保存した場合、直接開くと、「abc1.xlsx」 の名前で新規ブックとして開きます。
今回は、直接開くのではなく、新規ブックで開けるようにするために、特定の名前を付けています。
別の名前でも どこかに保存しておいて、便利な位置にショートカットを作っておくだけでも、新規ブックで開きますので 大変便利です。
それでよければ、次からの操作は省いてください。
<3. XLSTARTフォルダーに移動>
2 で保存したテンプレート ファイルを、 「XLSTART」という名前のフォルダーに移動します。
フォルダーの位置は次の場所にあります。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART
XLSTARTフォルダー というのは、起動時に開くブックを入れる場所です。
今回、新規ブック用の「Book.xltx」を XLSTARTフォルダー に入れますが、他にブックが入っていると、新規ブックがそのブックになってしまうので、個人用マクロブック(PERSONAL.XLSB)を除き、他のブックは入れないようにしてください。
また、テンプレート ファイルの名前が「Book.xltx」でない場合、機能しません。
<4. スタート画面 非表示設定>
Excelなどを開くと、「こんにちは」など表示される画面が スタート画面 です。
スタート画面は表示されないよう設定します。
設定場所は、[ファイル]タブ-[オプション]をクリックし、[Excel のオプション]を表示します。
[全般](Excel2010 以前は [基本設定])を選択、一番下の[起動時の設定]の[このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する]チェック ボックス をオフにします。
以上たくさんありましたが、以上で 新規ブックを既定を変更する方法となります。